旅も5日目。
裏銀座の核心部へと突き進んでゆきます。
・5日目(9月15日)
烏帽子小屋 ~ 船窪小屋
烏帽子小屋テント場
発6:23
烏帽子岳(往復) 着 7:16 発 7:40
南沢岳
不動岳 着10:34 発10:55
船窪岳第2ピーク 着14:07 発14:19
船窪岳第1ピーク 着15:20
船窪小屋裏特設テント場(泊)着16:58
水平歩行距離10.0km 所要時間10時間35分
烏帽子のテン場。
昨夜は強烈なスコールにより、テント内に雨漏りが!
色々な物を急いで防水バッグに突っ込んだり、、、焦りました!
予定では台風が接近するとかなんだとか言ってたあたりだったかと。
朝日が眩しい!気持のよい朝。
昨日通ってきた稜線。
ガスの中で何も分かりませんでしたが、結構下ってきたみたいですね。
ヘリポートにて。
ついに出ました、烏帽子岳。想像していたものより大分たくましい!
もっと小さいのかと思ってました!ごめん!
分岐に荷物をデポし、烏帽子の頂を目指します。
垂壁に近い感じのスラブっていうのか?
ざらざら崩れるので、鎖にほぼ頼りまくり。
上から見ると、おーなかなかどーして!高度感があってよろし!
頂のトップ。
これからの進行方向。
振り返ってみたとこ。
剱・立山方面が!
なかなかにエグイ。すげー崩落中!
あっちから来たんやな~といったところ。
この辺りからガスが出始めてきまして、
小雨が降ったりやんだり。見えたり見えなかったり。
上の2本の樹木はあそこで何年生きて、あと何年生きられるのでしょうか?
黒部湖発見!
後は、足場の悪い崩落現場とその裏の樹林帯とを出たり入ったり、
急坂を登ったり降りたりかなり厳しい感じでして、
いやはや完全に心も身体もやられちゃいまして・・・
やっとの思いで船窪岳に着いたと思ったところに・・・
船窪第2ピークということらしい。
ということは、第1ピークもあるということで・・・
あまりの疲労感にここでビバークしようか迷いました。
が、ここは日ごろから鍛えられた負けず嫌い集団の
『消●士には諦めないという最後の武器がある!』
ってことでヨボヨボのボロボロに鞭うって歩きました。
高瀬ダムだったでしょうか。
ものすごい雲がきてまして、この後に雨。
そして台風の影響か強風が。
おまけに、ものすごいブヨの大群!
アップダウン厳しくてペースが上がらないし、
連日の汗のせいかブヨの攻撃。
完全に半ベソ状態。
この後も雨なので写真は無しです。
もう限界と思った頃、ようやく船窪のテン場に到着するが、狭いテント場には既にテントが。
俺の寝場所は確保できそうになかったし、テント張るのもめんどくさいぐらい
疲れ切っていたので、思い切って船窪小屋に泊めてもらおうとまた歩き始めました。
が、歩いても歩いても小屋に着かない。
回りはガスで何も見えず、自分が歩いている道が本当に小屋へ続いているのかも・・。
そんな泣きそうな状態で30分ぐらい歩いたところにようやく小屋が。
助かった~と思った。
が、ものすごい人。
明らかに定員オーバーな人々が宴会をしている。
寝るスペースも厳しいみたいで、テント場の状況も理解していただけて、
なんと特別に小屋の裏のスペースに泊らせていただけることに。
こうしてなんとか6日目へつなぐことが出来ました。
6日目へ続く。。。
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