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2012年10月24日水曜日

北アルプス南北縦走~4日目~

朝焼けの鱗雲と鷲羽岳のシルエット


4日目(914日)
三俣山荘 ~ 烏帽子小屋(裏銀座コース)
三俣山荘テント場           発 6:33
鷲羽岳           着 7:58 発 8:17
水晶小屋          着 9:54 発10:15
真砂岳
野口五郎岳         着13:37 13:57
三ツ岳    
烏帽子小屋テント場(泊)  着16:35

水平歩行距離12.4km 所要時間10時間





4日目の始まりです。
朝焼けが雲を色付かせるということは天気が崩れる前兆なのでしょうか?




朝はかなり綺麗な朝焼けが見られました。
北鎌尾根と槍ヶ岳が朝焼けの中に浮かんで素晴らしい景色でした。
紅色というよりは紫に近いようなたまにしか出ない色って感じでした。

でも写真をゆっくり撮る余裕もなく撤収からの出発。
長い1日が始まります。




まずはサクッと鷲羽岳。ガスが沸いてきてしまいました。

別角度から。登頂するちょっと前までは3日目に歩いてきた
槍ヶ岳から延びる西鎌尾根がよく見えていたのですが・・・



黒部五郎方面でしょうか?



水晶小屋にて休憩。



これから向かうルート。
なんだかダークサイドな感じ。
面白いのは、土の色。土と言うか石というか、手前は赤茶、奥は白。
繋がっていても、母岩の組成がどっかで違うのでしょう。不思議ですね。

水晶岳方面。
ちょっと行こうか迷いましたが、今回は欲張らないことに。




野口五郎岳、三ツ岳方面。

表銀座コースの方面だったでしょうか。
雲がかなり勢い付いてきました。

野口五郎岳の中腹にて振り返ってみたところ。
左奥から来たのでしょうか。結構来ました。

この辺りはデカイ石っころが沢山。歩きにくいったらありゃしない。
おまけに1度転けてそのまま1回転してしまいました。

石の間に手足が入ってたら確実に骨折していたことでしょう。


荷物が重いと全然立て直せないということを学びました。


ちなみに、野口五郎岳の『五郎』は、転がり落ちる岩が

ゴロゴロ → ゴロンゴロン → ゴーロゴーロ → ゴロウ(五郎)

らしいです。転んだ時は正にこのことを頭で考えている時のことでした。
まさか自分が五郎になるとはゆめゆめ思いませんでした。




さて、その野口五郎岳山頂にて。
やー重そうな荷物。大分前傾姿勢(笑)

3日経っても、食料パスタ350gとアルファー米3袋、行動食が減ったぐらいじゃ
全然軽くなりませんよね~







烏帽子はいずこに。
ここの下りは結構想像以上で、しかも途中からまさかの雨。





この日のテント場は烏帽子小屋のテント場。
大分標高が下がってきたのか、低木の樹林帯。
久しぶりに樹林帯の中を行くのは不思議な気分でした。
雨とガスであまり周囲が見えなかったので、次回はゆっくり歩きたい!

そして、この夜ものすごいスコールが。
おかげさんでテントのシームから雨漏り!
ちょっと焦りました。シュラフはナンガのナノバッグで
シュラフカバーは無くてもイケるんだが、やっぱし不安に。

結局、数時間で上がったので助かりました。






5日目へ続く。。。

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